夫がお金を借りていた
生前の夫は、非の打ちどころがない人でした。
お酒のお付き合いはほとんどなく、休日はちゃんと家族サービスをしてくれるいい夫だったのです。 そんな夫が突然他界、葬儀を済ませた後、夫の持ち物を整理していたところ、私の知らない借金が発覚しました。
これっぽっちも疑わなかったので、まさに青天のへきれきです。 それにしても絵に描いたようないい夫だったのに、なぜお金を借りることが必要だったのかが不思議でした。
借金の理由が思いつかなかったのですが、実は私に内緒でなんどかギャンブルをしていたようです。 ギャンブルのせいでお小遣いが足りなくなり、なんどかカードローンを利用したのでしょう。
借金は保険金で完済
幸い夫の借金は150万円程度でしたので、財産放棄することなく保険金などで完済しました。
闇金などで借金していないか心配だったのですが、取立てが来ないところを見るとどうやら大丈夫のようです。
しかし、せっかくの保険金が内緒の借入のせいで減ってしまい、今後の生活費や子供の学費などが不安です。 私が知らない夫の顔を知ってしまうこととなり、少しショックもあります。
残っている保険金はさほど多額ではないため。今後確実に生活が苦しくなりお金を借りる必要も出てくるのだろうと思います。 私もいつまでも悲しんではいられないと思い、仕事を探すことに決めました。
社会的な信頼を得られる状況になれば、いざお金を借りる必要が出た時に審査も通りやすくなるのではと考えています。